がん闘病記 〜健診編〜
胃の重さを抱えたまま、1月半ばに健康診断を受けた。
その時、事前に最近胃が重い、と申告しておいた。
採血採尿等は滞りなく進んだが、胃の健診、バリウム検査では
前年に比べ異様に長く、ぐるんぐるん回されたのを覚えている。
そして終わった後、技師の方からの胃が重いのはいつからですか、
とも言われたのを覚えている。
自分の勝手な判断だが、この技師の方ががんの兆候を発見してくれたのだと思う。
ここで発見できずにいたならば今頃どうなっていたのだろうか。
とにかく、一通り健診を終え最後の医者との診察。
肝臓の数値が微妙だとか去年と同じようなお叱りをうけたが、
話の終わりに神妙な顔つきで、本来は検査当日になんかしらの
診断結果をお伝えすることはないのですが、お伝えします、と言われた。
胃に異常があります。癌かもしれません。すぐに精密検査を受けてください。
ほんとか?ただの胃潰瘍とかではなくて、とその時は思ったが、
その日のうちに静岡県立がんセンターの予約を取った。
2月の中旬にがんセンターに受診することとなった。